誰でも「帰宅から2時間半」で消灯可能!子どもの早寝のために即やめるべきルーティン
子どものやることも減らそう!
大人と同じように、子どもたちも日々やることに追われています。 宿題や家庭学習をやらせなきゃいけない。でも子どもはテレビを見たがるし、ゲームもさせてあげたい。できたら読書もしてほしい……。これってよくあるママの思いですよね。でも、それを全部詰め込むと、早く寝るのは難しくなります。 なのでママの家事と同じように、この中でやらなくてもいいことは徹底的にやめることが大事です。どうしてもやらなきゃいけないことだけをやって、早く寝る。そして朝、早起きできたら、やりたかったことを1つずつ増やすようにすると睡眠時間を削らなくてすみます。 例えば、家庭学習は帰宅後にやっても、朝やってもいいことですよね。テレビも録画すればすみますし、ゲームだって朝できます。 私が教員時代の教え子に、お笑い好きのとても賢い子がいました。遅い時間にやっている番組も全てチェックしていたので、さぞ夜更かししているのだろうと思っていたのですが、個人面談で「全て録画して、朝見ている」とお母さんから聞きました。 当時も「なるほど!」と思いましたが、私自身が子育てをするようになってから、より一層その日の話を思い出すようになりました。その子が勉強も自分の好きなことも両立できていたのは、時間の使い方が上手だったからなのです。その子のように、我が子たちにも勉強も遊びもうまく両立していってほしいと思っています。 余った時間で睡眠をとるのではなく、先に睡眠を確保する。この感覚さえあれば、睡眠不足は防げるはずです。そして、起きている時間を効率的に過ごすことができます。12年前、教え子に教えてもらった方法を、いま私は家で実践している。そう感じています。
寝つきが悪くてもあきらめない!
そして家事を後回しにして寝かしつけるようになると、多くの場合、次の悩みが出てきます。 それは子どもの「寝つきの悪さ」です。 先ほどご紹介した早寝部でもスタート1ヶ月くらいの方が悩みがちなことなのですが、子どもはいつもの遅い就寝時間に慣れているので、早寝に挑戦し始めた最初の頃は、お布団に入ってから寝つくまでに時間がかかることが多いのです。 そして寝つくのに時間がかかると、ママは「これなら家事をしてから寝かせればよかった」と感じるようになります。 でも、ここは踏ん張りどころ。そうやって、また元のリズムに戻ってしまうと、子どもの睡眠時間はもちろん、ママ自身のひとり時間も増えることはありません。 最初は、この寝かしつけ時間がとても辛く感じると思いますが、1ヶ月ほど早寝のリズムを続けていると、徐々に子どもに浸透して寝つくのが早くなっていきます。遅く寝ていたときと、あまり変わらないくらいの時間で眠りにつくことも少なくないでしょう。 そこまでたどり着くには少し時間がかかりますが、それに耐えると一気に楽になるので、まずはリズムの定着に注力してみてください。