韓国 きょうのニュース(9月25日)
◇7月出生数7.9%増 12年ぶり増加幅 統計庁が25日に発表した「人口動向」によると、今年7月の出生数は2万601人で、前年同月比7.9%(1516人)増加した。出生数は6月に同1.8%(343人)減少したが、1か月で再び増加に転じ、増加幅は2012年(1959人増)以来12年ぶりの大きさとなった。増加率は07年7月(12.4%)以来の高水準。 ◇「校内暴力受けた」割合が4年連続増加 11年ぶり2%台に 教育部が公表した小中高校生の校内暴力に関する全国調査で、校内暴力の被害者になったことがある児童・生徒の割合が2021年から4年連続で増加したことが分かった。また24年の全数調査で校内暴力の被害者になったことがあると回答した割合は前年より0.2ポイント上がった2.1%となり、11年ぶりとなる2%台を記録した。校内暴力の被害者は年齢が下がるほど増え、身体的な暴力よりも言葉の暴力やインターネット上のいじめなどが増えた。校内暴力を目撃し、届け出たり助けたりしたという回答は増え、傍観する割合は減ったことが分かった。 ◇ソウルで自動運転タクシー運行開始へ 年内は無料 ソウル市は韓国初の試みとなる深夜時間帯の自動運転タクシーの無料運行を江南地域の試験走行エリアで26日からスタートすると発表した。運行時間は月~金曜日の夜11時から翌日午前5時までで、運行エリアは江南区の駅三洞、大峙洞、道谷洞、三成洞と瑞草区瑞草洞の一部地域の11.7平方キロメートル。タクシー配車アプリ「カカオT」を利用し、一般のタクシーと同様に呼び出すことができる。市は自動運転タクシーを年末まで無料運行し、来年から料金を徴収する。来年上半期には運行区間と台数を拡大する計画だ。 ◇福島第1原発の9回目放出 政府「モニタリング徹底する」 国務調整室の金鍾文(キム・ジョンムン)第1次長は25日の記者会見で、9回目となる東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出が26日に始まるとして、「これまでと同様、リアルタイムの放出データや福島付近海域のトリチウム(三重水素)濃度などのモニタリングを徹底し、専門家派遣などで放出状況をきめ細かく確認・点検するなど国民の健康と安全のため最善を尽くす」と強調した。
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