ヤクルト、巨人戦力外の鈴木康平を育成で獲得 トライアウトで最速151キロ、6日に正式契約
ヤクルトが巨人から戦力外通告を受けた鈴木康平投手(30)を育成で獲得することが5日、分かった。6日に正式契約を結ぶ。右腕は昨年5月に広岡との交換トレードでオリックスから巨人に移籍すると、33試合で13ホールドをマークしたが、今季の1軍登板はなかった。イースタンでは30登板で防御率2.37と安定感を見せていた。 11月14日に行われたトライアウトでは最速151キロを叩き出し、健在ぶりをアピール。「体もバリバリ元気。壊れるまでやりたいなと思います」と現役続行への意欲を語っていた。 ヤクルトは今季の防御率がリーグワーストの3.64と投手陣の立て直しが急務。オリックス時代の21年には34登板でリーグ優勝に貢献するなど通算112登板と経験豊富なベテランに白羽の矢が立てられた。まずは2月のキャンプから貪欲にアピールし、開幕前の支配下登録を目指す。
報知新聞社