黄金世代・伊藤美誠 悔しい初戦敗退 日本人対決は新鋭・大藤沙月に軍配上がる【卓球 WTT福岡】
テレ東卓球NEWS
<2024年11月20日(水)~11月24日(日)WTTファイナルズ福岡> 11月21日、女子シングルス1回戦で伊藤美誠(24=スターツ/世界ランク10位)が大藤沙月(20=ミキハウス/同8位)にゲームカウント1-3で敗れて初戦敗退。対する大藤は準々決勝へ駒を進めた。 初戦から日本人対決となった注目のカード。 急成長を見せて、現在は世界ランクも日本3番手の8位に浮上した20歳の大藤が、東京五輪金メダリストの伊藤と激突。 過去の戦績は3勝1敗で伊藤がリードしているが、先月のWTTチャンピオンズモンペリエでは大藤が伊藤から初勝利をあげている。 第1ゲームはサーブを効かせつつ、フォアで攻めた伊藤がリード。 決めにいったバック強打にミスが出て逆転を許したものの、終盤はきっちりと攻め切って伊藤が先制する。 第2ゲームも伊藤がフォアスマッシュ、緩急をつけたバックハンドなど多彩なプレーを披露するが大藤も中陣からパワフルなドライブで応戦。 ネットインのラッキーもあった大藤がこのゲームは奪い返す。 第3ゲームは安定感で上回った大藤がリード。中盤には伊藤のフォアフリック強打をカウンターで返すスーパープレーもあり、大藤がゲームを取って王手をかける。 第4ゲームは大藤を両サイドに揺さぶり得点を重ねた伊藤が序盤でリードを奪うが、終盤で大藤が粘りを見せる。 11-10の伊藤のゲームポイントから大藤が連続ポイントで逆転し、ラストは伊藤のフォアサイドにバックドライブを決めて大藤が勝利。 上位進出が期待された伊藤だったが、若手の勢いに飲まれ初戦で姿を消した。 <WTTファイナルズ福岡 女子シングルス1回戦> 大藤沙月 3-1 伊藤美誠 11-13/12-10/11-5/13-11
テレ東卓球NEWS