大谷翔平、8回の勝ち越しチャンスで凡退 フリーマン勝ち越し打 8戦ぶりのマルチ安打も
◆米大リーグ ドジャース―ロイヤルズ(14日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) 【動画】フリーマンが中前適時打!ベッツが帰還でドジャース勝ち越し!! ドジャース・大谷翔平投手(29)が14日(日本時間15日)、本拠地・ロイヤルズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場し、3―3の同点で迎えた8回1死二塁の4打席目は2番手左腕・スミスと対戦し、遊飛に倒れた。それでも続くフリーマンが中前適時打を放って勝ち越した。 ロイヤルズの先発はコール・ラガンズ投手(26)。今季は試合前の時点で4勝4敗、防御率3・08で、直球の平均球速が155キロほどという速球派左腕だ。大谷は試合前の時点で7打数1安打だったが、昨年6月12日(同13日)に対戦した際には、本塁打を放った。初回1死一塁の1打席目は98・0マイル(約157・7キロ)に反応したが遊ゴロ。3点を追う4回1死走者なしの2打席目に、チーム初安打で自身9打席ぶりの安打となる一、二塁間を破る右前安打を放つと、同点の6回先頭で迎えた3打席目も中前安打を放ち、5日(同6日)の敵地・パイレーツ戦以来8試合ぶりとなるマルチ安打とした。 11、12日(同12、13日)の本拠地・レンジャーズ戦では2試合連続本塁打。前日の13日(同14日)は4打数無安打に終わったが「全体的には結果はよくなかったですけど過程はそこまで悪くなかったかなと思います」と手応えを口にしていた。ロバーツ監督は試合前に大谷の状態を「低めの球を追いかけなくなった。より強くボールを捉えるようになった。体の状態もよくなっていいことがたくさんある」と説明していた。
報知新聞社