「日本シリーズで優勝することが夢だった」 中日退団のライデル・マルティネス、巨人と2年24億円で契約とキューバメディア報道
中日から自由契約となっているライデル・マルティネス投手(28)が巨人と2年総額1600万ドル(約24億円)で契約したと14日(日本時間15日)、キューバメディアの「ペロタ・キューバ」が報じ、本人の喜びの声を伝えた。 ◆ライデル・マルティネス、涙…涙…でキューバ帰国【写真複数】 同メディアによると、マルティネスはキューバの「ラテンアメリカ・スタジアム」にあるホールで巨人との契約書にサインしたという。その後、取材に応じ、「ジャイアンツはセ・リーグで最高のチームの一つで、常にプレーオフに進出している。日本シリーズに出場し、優勝することが夢だったので、とてもいい機会。ジャイアンツでならチャンスをつかめると思っている。日本で最も重要なチームのクローザーに僕を選んでくれたことを、とてもうれしく思っている」と話したと報じた。 マルティネスは2017年に育成として中日へ入団。18年に支配下登録されると、中継ぎとして能力が開花。19年シーズンの終盤からは抑えに定着すると、22年には39セーブ、24年には43セーブを挙げ、それぞれセーブ王を獲得。NPB8年間のキャリアで通算166セーブを積み上げてきた。 今季は21年オフに結んだ3年契約の最終年。中日は今季終了後、4年総額40億円以上の条件を提示して残留交渉に臨んでいたが、日本時間14日に本人から断りの連絡が入り、退団が決まっていた。
中日スポーツ