オリックス・中嶋監督 自己ワースト8失点の山下に「心が折れていなかったら、僕自身は投げさせたい」
◇パ・リーグ オリックス7-9ソフトバンク(2024年4月19日 ペイペイD) 自己ワースト8失点の乱調で今季2敗目を喫したオリックス・山下は試合後、ショックをこらえながらも真摯に取材に応じた。 「見ての通りだと思います。何か変わらないといけないんじゃないかなと思いました。(何かが)分かればすぐ変えられると思うんですけど、ちょっと続いているので」 開幕から3試合でクオリティ・スタート(6投球回以上、3失点以下)はなく、計15四死球と昨季の新人王にとって苦しい投球が続く。この日、喫したキャリア初の1試合2被弾は、いずれも自慢の直球を仕留められたものだった。 中嶋監督は「バッターには向かっていっている。いい球もあります」とした上で、次回の登板について「体が大丈夫で心が折れていなかったら、僕自身は投げさせたいですけどね。ローテーションとして1回外そうが、何しようがね。外すとも決まっていないし、本人ともしゃべれていないですから。(山下が)行きたい、まだ大丈夫ですと言えば、僕の中ではいってほしい投手ですし」と、明日20日以降の本人との話し合いを経て決定する方針を示した。 右腕も「明日も練習があるんで、練習するしかないです」と懸命に前を向いた。 ▼オリックス・平井投手コーチ「結果が全てなので。明日、話をして、ですね」