春庭に咲く多年草・一年草「切り花やドライフラワーでも楽しめる」オシャレ系春の花おすすめ6選【ガーデニング】
【多年草・一年草】シックでオシャレ!「ラムズイヤー&ホワイトレースフラワー」
●ラムズイヤー ・学名:Stachys byzantina ・科名:シソ科 ・形態:多年草 ・草丈:30~80cm程度 ・開花期:5月~7月ごろ 白い産毛で覆われた、もふもふした葉が特徴的なラムズイヤー。柔らかな手ざわりで、Lamb's ear(羊の耳)という名なのも納得です。その葉はほのかな香りもします。 ビロードのようなシルバーグリーンの葉と、控えめに咲く薄紫やピンクの小さな花の雰囲気がとてもシック。落ち着いた印象なのでリラックスできる空間の演出にもよいですね。 高温多湿は苦手なので、よく茂る木陰に植えて真夏の陽射しを避けたり、鉢植えの場合は、夏場は半日陰となる涼しい場所に移動させたりするとよいでしょう。 ※参考価格:200~600円(3号ポット苗) ●ホワイトレースフラワー ・学名:Ammi majus ・科名:セリ科 ・形態:一年草 ・草丈・樹高:50~200cm程度 ・開花期:5月~6月ごろ レースのような純白の花を咲かせるホワイトレースフラワー。清楚で繊細な姿ですが、実は強靭で繁殖力旺盛です。 よく育ち背丈も高くなるため、お庭に植える際には他のお花の引き立て役としてではなく、むしろメインとして郡植すると豪華になります。どんなインテリアにもマッチしやすいので切り花としても大活躍します。 ※参考価格:200~500円(3号ポット苗)
【一年草】切り花だけじゃない!ドライフラワーにもぴったり「ニゲラ&ヤグルマギク」
●ニゲラ ・学名:Nigella ・科名:キンポウゲ科 ・形態:一年草 ・草丈:40~100cm程度 ・開花期:4月~7月ごろ しげしげ眺めたくなる独特のフォルムを持つニゲラ。花や葉の形だけでなく、花を咲かせたあと黒い種をつける様子も個性的です。 切り花にして飾ればお部屋のアクセントになりますし、種をつける頃に収穫して日陰の風通しのよいところに吊るしておけばドライフラワーとしても楽しめます。実はバニラのような香りがします。 植えつけ後はほったらかしでも大丈夫。見た目の複雑さに反してとても育てやすく、花がら摘みも不要です。 ※参考価格:200~500円(3号ポット苗) ●ヤグルマギク(一年草セントーレア) ・学名:Centaurea cyanus ・科名:キク科 ・形態:一年草 ・草丈:30~100cm程度 ・開花期:12月~7月ごろ ガーデン素材や切り花としてポピュラーなヤグルマギク。 花弁の先端に切れ込みが入る小さな花を中央から放射状に咲かせる姿が、風を受けてクルクル回る「矢車」に似ているところからそう呼ばれています。 ブルーやピンク、ホワイト、パープル、珍しい黒赤などキレイな色がたくさんあるので選ぶ楽しみも大きな花です。 切り花でフレッシュな色あいを楽しむほか、ドライフラワーにしてもその色合いが残りやすい利点を活かしてナチュラル系リースのアクセントにも。 ※参考価格:200~500円(3号ポット苗)
まとめ
お庭や玄関など、太陽の光を受けて風にそよぐ花の姿は格別ですが、たくさんの花が咲いたらぜひそれをお部屋の中にも飾ってみてください。また違った魅力を発見できるはず。 生活のすぐそばに花があると日々の暮らしが華やぐことうけあいです。 切り花を飾ることが習慣になったらインテリアと上手にコーディネートさせて、おうちの外も中も春色に染めてみてくださいね。
LIMO編集部