１６日、大分県臼杵市で建造中の船が爆発し、作業員１人が死亡した事故で、ほかにけが人が４人いたことが分かりました。 一夜空けた１７日は、午前９時半から大分海上保安部や佐伯労働基準監督署などが爆発の原因を調べるため船の内部や激しく燃えている場所などを確認しました。 大分海上保安部などによりますと、１６日午後４時前、臼杵市の下ノ江造船で建造中の船が爆発しました。 作業員の７３歳の男性が全身にやけどを負い、病院に運ばれましたが死亡しました。 男性は接岸した船の機関室で塗装作業をしていたということです。 また、下ノ江造船によりますと、近くで電気配線などの作業をしていた４人も顔にやけどをするなどのけがをしています。 大分海上保安部が、引き続き爆発の原因を詳しく調べていますが、まだわかっていません。