ヤクルト高津監督「打線にも影響する」 計8四球、8長打許す投手陣に苦言連発
◇プロ野球セ・リーグ DeNA10-4ヤクルト(25日、神宮球場) ヤクルトは投手陣がDeNA打線に15安打を浴び、10失点と大敗しました。 【画像】DeNA打線に3回5失点で降板となり険しい表情のヤクルト・山野太一投手 先発の山野太一投手は、立ち上がりに佐野恵太選手に先制2ランを献上。その後1点差に詰め寄りますが、3回には宮崎敏郎選手に3ランを浴びるなど、3回5失点(自責2)と試合をつくれませんでした。
8月はリリーフで3試合に登板。先月26日広島戦以来、約1か月ぶりの先発でしたが、結果を残せず今季2敗目。高津臣吾監督は「どう評価していいのか難しい。もう少しできるんじゃないかと思うんですけれどね」と首をひねりました。 さらにこの日は6投手で計8四球。打たれた15安打のうち8本が長打でした。5回には好調の梶原昂希選手に満塁から走者一掃の3点三塁打を献上。直後に打線が2点を返しましたが、「5回の失点が大きかった。打線にも影響する」と投手陣に苦言を呈しました。 また佐野選手と宮崎選手には3安打、山本祐大選手には4安打を献上。いずれも今季対ヤクルト戦3割を超える天敵にことごとくつかまり、「いい打者であるのは間違いないですけれど、そこをなんとかくぐりぬけていかないと勝ち目がない」と選手に猛省を求めました。