【巨人】西舘勇陽 阿部監督のフィジカル強化指令で苦手の夏場克服へ
6月30日に出場選手登録を抹消され、プロ入り初の二軍降格となった巨人・西舘勇陽投手(22)が3日にジャイアンツ球場で練習を行った。 この日はダッシュなどを重点的にこなしたドラ1ルーキー。前日2日には桑田二軍監督と話し合って課題を洗いだし「投げていく中でフォームが楽な投げ方のほうにどんどんいってしまっていたので、ちゃんともとのフォームに戻せるようにやってます」と語った。 ここまで26試合に登板して防御率3・57、19ホールドをマークしていたが、6月は防御率7・71と低迷。阿部監督からは「夏に向けて走り込んでくるというか、いったん肩ヒジを休ませて、フィジカル面を重視して取り組んでくるように」と言われたという。 プロ1年目の西舘にとって試合に出続ける中で迎える初めての夏。「(夏場は)苦手ですね。学生のころは夏場にリーグ戦期間が空いて、そこで1回休憩を取るので、(プロの今年は)そことは違った1年になると思う」と警戒を強めた。 開幕から救援陣の中で欠かせない存在となっていた西舘。苦手の夏場に耐えられるだけの力をつけ、レベルアップして一軍に戻りたいところだ。
東スポWEB