サカナクション山口一郎の歌詞世界の源流がここに、単著「ことば」第2弾へ松任谷由実から推薦文
山口一郎(サカナクション)による単著「ことば2 僕自身の訓練のためのノート」が4月17日に発売される。 【画像】山口一郎(Photo by K.Kurigami)(他11件) 2023年3月に出版された「ことば 僕自身の訓練のためのノート」の第2弾となる本書には、山口がデビュー前の2001年から2006年にわたり訓練として書きつづった全250編の“ことば”を収録。彼がつづる歌詞世界の源流を垣間見ることができる。 書籍は限定盤と通常盤の2形態で発売され、どちらの装丁もアートディレクターの葛西薫が担当。限定盤は全ページに活版印刷を用い、型に金属を流し込んで活字をつくる「鋳造」、活字を拾って文章を構成する「文選」、文章の行間や文字間をととのえてページの版を組み上げる「植字」が、すべて職人の手作業によって行われている。また表紙にはテキスタイルデザイナーの須藤玲子が本書のために新たに制作した布「ミラージュクロス」を使用。「ミラージュ」は、須藤が鑑賞した山口のライブツアー「懐かしい月は新しい月“蜃気楼”」から想起して名付けられた。 さらに松任谷由実が手紙形式の推薦文を寄稿。限定版には推薦文を活版印刷した用紙が本の中に挟みこまれており、通常盤では帯に掲載される。 限定版はサカナクションのオンラインストアと蔦屋書店の一部対象店舗のみで販売される。オンラインストアではサカナクションのファンクラブ会員を対象に4月16日まで先行販売を実施中。