作家・彩瀬まるさんの「いま人に薦めたい愛読マンガ」5冊「安易な救いを与えないのに面白い」
彩瀬まるさんの「マンガを読むときのマイルール」
「仕事に区切りがついたタイミングで、ドリンクとお菓子を用意し、ベッドに寝そべって読みます。一番リラックスできる幸せな時間です」
2024年秋に読みたい「動物マンガ」は?
◆『天地創造デザイン部』原作:蛇蔵&鈴木ツタ、作画:たら子/講談社 旧約聖書における「神による生物創造」をモチーフに、進化理論や生物学の最新の知見を盛り込んで、実際に存在する生物についてうんちくを展開していく科学マンガ。 「動物をデザインする仕事、という設定があまりに面白く、学習マンガとしてもお仕事マンガとしても楽しめます。大人も子どもも同じ目線で楽しみながら一緒に読むことができる、希有な作品だと思います」 作家 彩瀬まる(あやせ・まる)さん 2010年に「花に眩む」で第9回「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞してデビュー。ゲームとロードレースが好き。著書『新しい星』(文藝春秋)『なんどでも生まれる』(ポプラ社)ほか多数。 発表! CREA夜ふかしマンガ大賞2024 眠りにつく前のひとときに、日中のあれこれを忘れさせ、新しい世界に連れ出してくれる力のあるマンガを称える「CREA夜ふかしマンガ大賞」。昨年からはじまった一般読者による投票を一次選考として、200作品以上が候補にあがるなか、2024年のナンバーワンが決定しました。
大嶋律子(Giraffe)