翔猿が「素首落とし」の珍手で5勝目 2019年九州場所以来の決まり手 土俵際で逆転 行司軍配差し違えで勝利
「大相撲秋場所・14日目」(21日、両国国技館) 翔猿が「素首落とし」の珍手で湘南乃海を下し、5勝目(9敗)を挙げた。 【写真】翔猿の右手が湘南乃海の首をしっかり押し付ける 珍しすぎる「素首落とし」 土俵際に押し込まれた翔猿は、湘南乃海をはたくようにして押し出され、軍配は湘南乃海に上がった。しかし、物言いがつき、協議の結果、湘南乃海の体が先に落ちており、行司軍配差し違えで翔猿の勝ちとなった。 決まり手は、手を首の後ろから下に押し付ける「素首落とし」と場内アナウンス。2019年九州場所13日目以来の珍しい決まり手となった。