堀内恒夫さん、プレミア12決勝の戸郷続投で井端監督への賛否に言及「残念ながら戸郷が期待に応えられなかっただけ」
巨人のエースとして活躍し、監督も務めた堀内恒夫さんが25日、自身のブログを更新。準優勝に終わった「ラグザス presents 第3回 プレミア12」で指揮を執った野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督の采配について言及した。 堀内さんは「今回、このメンバーでここまできたかと 日本の野球のレベルは高いな そう思って観ていましたよ」と辞退者が相次いだ中で決勝まで進んだ侍を評価。「そりゃ欲を言えば優勝するに越したことはないし 決勝まで負けなしできたわけだからきっと勝ってくれるだろうと期待はしたよね」と振り返りつつ、「でもね、これが野球の怖いところですよ」と指摘。「今年はセ・リーグで下剋上があったし ちょっと嫌な予感はしていたんだ。連勝だっていつかは止まる日がやって来る」と続けた。 また決勝の台湾戦での継投について、ネット上を中心に賛否が上がっていることにも触れた。先発の戸郷翔征投手(巨人)が4回まで無失点投球を続けながら、5回に2発を浴びて4失点。「交代が遅れた」との声があることに、「交代のタイミングについて色々と言われているみたいだけど監督の考えというのがあるわけさ」と井端監督なりの考えがあった上での決断だったと分析。「監督は期待した。残念ながら戸郷がそれに応えられなかった。それだけのことですよ」とした。 戸郷の投球については「結論だけ言ってしまうとこの時期に野球をやる辛さかな。と言うところだね」と擁護。「選手のみなさん お疲れさまでした」とねぎらった。
中日スポーツ