マンション組合総会「モンスター住民」の対処法 円滑なマンション・コミュニティのあり方とは
また、個別にホームページを持っていたり、広報誌などを発行したりと「広報力」にフォーカスするマンションもある。広報に力を入れるのは、自分たちのマンションの資産価値を高めるという点を理解している表れともいえるためだ。 マンション理事会への参加は、責任の重さや業務の煩雑さなどからネガティブな印象をお持ちかもしれない。ただ自分たちのマンションの価値をアップさせるためにも、管理に積極的に関わる意義は大きい。
理事会を通じて住民同士が関わり、理解を深められれば「モンスター住民」などの無用なトラブルを防ぐことにもつながる。マンション管理を「自分ごと」として捉え、同じ思いを持つ仲間を増やしていくことをおすすめしたい。
長嶋 修 :不動産コンサルタント(さくら事務所 会長)