立憲民主・枝野代表が初の定例会見(全文3完)原発ゼロは事実上、即全面停止
原発ゼロ政策を進めていくことについて
日新聞:朝日新聞の南です。応援してくれる団体だけではないということなんですが、今後とも立憲民主党として原発ゼロ政策を進めていくに当たって、現実的に進めていくには勤めている会社の組合の方とかと意見交換も必要になってくるとは思いますが、その辺は、今までであれば民進党と電力総連なり連合組織の対話っていうのがありましたけど、そこはどのように、立憲民主党になられてお考えなんでしょうか。 枝野:働いている人に限らず、電力会社とも意見交換したいと思っています。どの段階でどういう形で行うかということは現場の政調会長とエネルギー調査会長に任せていますけれども、当然のことながら、あらゆるステークホルダーの意見を聞かないで物事を進めていくっていうことは無責任なことですから、例えば原発立地自治体で原発を続けてほしいと言っている自治体などの意見も聞かないといけないでしょうし、電力会社やそこで働いている皆さんとも意見交換したいということをこちらから求めることは間違いなくいたします。 司会:ほかいかがでしょうか。ごめんなさい、原発関連。はい。
3.11前後に現地に行く予定はあるのか
記者5:7回目の3.11ですが、ご自身を含めて3.11前後に現地、福島などに行かれる、そういう何かお考えになる可能性があるのかとか。 枝野:3月11日が日曜日ですので、その前後、11日も含めた前後に福島だけではなくて、できれば、3県だけではないので、青森や北海道や茨城や千葉もあるんですが、大きな被害を受けたということで、岩手、宮城、福島に伺いたいという希望は今、出しています。問題は、警護対象にしていただいていることなどもあって、受け入れの態勢がつくれるのかどうか。実は昨年は身軽だったので3月11日には宮城に行っていました。そういうわけには今年はいかないようなので、受け入れの態勢が無理なく。皆、地元の関係者の皆さんはそれぞれご自身の地域の慰霊祭、式典などもあるわけなので、その中で無理なく受け入れていただけるようであれば伺いたいと思ってます。 司会:原発、震災、よろしいですか。それではほかのテーマはいかがでしょうか。どうぞ。