『ローカルアナのさがしもの』©山梨放送

　森香澄が主演を務めるYBS山梨放送開局70周年記念ドラマ『ローカルアナのさがしもの』が、TVerで配信開始された。 【写真】『ローカルアナのさがしもの』場面カット 　本作は、森香澄（主演）×高橋弘樹（企画・脚本）の元テレ東コンビが織りなす全3話からなるオリジナルドラマ。キー局で人気アナウンサーだった主人公・林恵美利（森香澄）がテレビ局を電撃退社し、山梨に移住。ローカルアナウンサーに転身した彼女は、憧れのVTuberを追いかけながら、新しい生き方を模索していく。 　主人公・林恵美利を森が演じるほか、小栗有以（AKB48）、鈴木志遠、りゅうと、河西結心、マキタスポーツらがキャストに名を連ねている。 　『孤独のグルメ』（テレビ東京系）や『家政婦のミタゾノ』（テレビ朝日系）などの宝来忠昭が監督を務め、企画・プロデューサー・脚本を『家、ついて行ってイイですか？』（テレビ東京系）などを手掛けた高橋弘樹が担当している。 　テレビ関東の人気アナウンサー・林恵美利（森香澄）がテレビ局を退社したことで、世の中に衝撃が走った。芸能ニュースは「結婚か？」と書き立て、業界や巷でもあらぬ噂が流れるも、「なぜ林アナがキー局を辞めたのか」。その本当の理由は誰にも分からなかった。テレビ関東を退社後、恵美利は山梨に移住してローカル局に入社。スタジオだけでなく、自ら志願してロケへ出向き、ネタを見つけて制作したVTRが賞を獲るなど、精力的に仕事に取り組んでいた。恵美利の後輩アナウンサー・渡辺美波（小栗有以）は、彼女と食事に行く中で、山梨の歴史からデータまですべて頭に入れている先輩に舌を巻く。その後も知る人ぞ知るほうとうの名店に連れて行くも、やはり彼女は知っていて「絶対このお店は知らないと思ったのに……」と悔しがるのだった。そんな美波は、ある思いもあって、休日に恵美利の家に遊びに行く約束を取り付ける。次の日の休日、美波と会う前に、近所の畑の手伝いをしていた恵美利。地元の人から「何かやらかして山梨に来たのか？」とストレートに聞かれるも、「何もやらかしてないです。山梨に住んでみたくて来たんです。結構前からうっすら思っていて」と笑顔で答える。地元の人と別れたあと、恵美利は山梨を紹介するVTuberの動画を見て笑みをこぼすのだった。その後、美波と落ち合うと、彼女から「私、（番組スタッフの）望月さん（マキタスポーツ）にお願いして、林さんの取材映像をこっそり見させてもらいました」と告げられ……。