34歳の元世界1位アザレンカ 6年ぶりのマイアミOP4強、過去3勝の女王が躍動<女子テニス>
マイアミ・オープン
女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は26日、シングルス準々決勝が行われ、第27シードのV・アザレンカが世界ランク68位のY・プチンセワ(カザフスタン)を7-6 (7-4), 1-6,6-3のフルセットで破り、2018年以来6年ぶり5度目のベスト4進出を果たした。 【ルバキナ、アザレンカらマイアミOP組合せ】 34歳で元世界ランク1位のアザレンカは2009年と2011年、そして2016年の同大会で優勝を経験。今大会は2回戦で世界ランク67位のP・スターンズ(アメリカ)、3回戦で第7シードのジェン・チンウェン(中国)、4回戦で第24シードのK・ボールター(イギリス)を破り8強入りを決めた。 この試合、アザレンカはタイブレークの末に第1セットを先取するも第2セットは3度のブレークを許しセットカウント1-1に追いつかれる。それでもファイナルセットではファーストサービスが入ったときに86パーセントの高い確率でポイントを獲得すると、プチンセワのブレークを1度に抑え、2時間55分の熱戦をものにした。 準決勝では第4シードのE・ルバキナ(カザフスタン)と第8シードのM・サッカリ(ギリシャ)のどちらかと対戦する。