「豚ロースのニンニクみそ漬け」の下味冷凍ストック。料理の幅が広がる活用レシピ2つ
物価の高騰が続き、食費節約を意識している家庭も多いのではないでしょうか。特売で買ったお肉は、調味料につけて冷凍する「下味冷凍」がおすすめです。料理家の新谷友里江さんに、豚肉を使った下味冷凍レシピを教えてもらいました。
豚ロースのニンニクみそ漬け。下味冷凍と活用レシピ2つ
定番のみそ漬けはニンニクを効かせてクセになるガツンと味に。1枚で使ったり、切って使ったりすればおかずのバリエも広がります。 【材料(つくりやすい分量・1袋分)】 ・豚ローストンカツ用肉 4枚(400g) ・A[ニンニク(すりおろす)1かけ みそ大さじ4 砂糖、酒各大さじ3]
【つくり方】
(1) 豚肉は筋切りする。 (2) 冷凍用保存袋にAを入れて混ぜ合わせ、(1)を加えて全体にからめる。平らにして空気を抜き、袋の口を閉じて冷凍する。
●豚肉のみそバターホイル焼き
みそダレを野菜にからめ、バターでコクもアップ! 【材料(4人分)】 ・豚ロースのニンニクみそ漬け 1袋 ・コマツナ 1束 ・シメジ 大1パック ・バター 20g ・水 1/2カップ
【つくり方】
(1) 「豚ロースのニンニクみそ漬け」は電子レンジ(600W)で1分ほど加熱し、表面を解かす。コマツナは5cm長さのざく切り、シメジは石づきを除いて小房に分ける。バターは4等分にする。 (2) アルミ箔を30cm長さに切って広げ、(1)のコマツナ、シメジの各1/4量、豚肉1枚を順にのせる。袋に残ったみそダレの1/4量をかけてバター1切れをのせ、しっかり包む。これを計4セットつくる。 (3) フライパンに(2)を並べ入れ、分量の水を注ぎ、フタをして中火にかける。沸騰したら弱火にし、10分ほど蒸し焼きにする。 [1人分575kcal]
●豚肉のみそ漬け焼き
そのまま焼くだけで、ご飯のすすむ主菜に! 【材料(4人分)】 ・豚ロースのニンニクみそ漬け 1袋 ・エリンギ 1パック ・シシトウ 12本 ・サラダ油 大さじ1/2
【つくり方】
(1) 「豚ロースのニンニクみそ漬け」は電子レンジ(600W)で1分ほど加熱して表面を解かし、みそダレを軽くぬぐう。エリンギは縦4等分に裂く。シシトウは縦に切り目を1本入れる。 (2) フライパンにサラダ油を中火で熱し、(1)の豚肉を並べ入れ、あいたところにエリンギ、シシトウを入れる。焼き色がついたら上下を返し、フタをして弱火で3~4分焼く。豚肉を食べやすく切って器に盛り、エリンギとシシトウを添える。 【ポイント】 みそダレは焦げやすいので、ペーパータオルなどで軽くぬぐっておき、焼くときは油を引く。 [1人分517kcal]保存期間は冷凍室で約1か月(魚介は2週間)が目安です。保存袋は縦18×横20cmより大きいサイズの冷凍用を使ってください。このレシピを冷凍せずにつくりたい場合は20分以上漬け込んでください 電子レンジの加熱時間は600Wを基準にしています。500Wの場合は1.2倍、700Wの場合は0.8倍を目安に加減してください。機種によって多少差があります 電子レンジやオーブントースターで加熱する際は、付属の説明書に従って、高温に耐えられる耐熱ガラスの皿やボウルなどを使用してください 液体を電子レンジで加熱した場合、取り出して混ぜるときに、場合によって突然沸騰する可能性があります(突沸現象)。できるだけ口の広い容器に入れ、粗熱をとってから取り出すなどご注意ください 発売中の『おいしく食べきり下味冷凍』(扶桑社刊)では、ほかにも下味冷凍レシピや冷凍ミールキット献立、まるごと野菜冷凍などお役立ちワザが満載。
ESSE編集部