アンジュルム川村文乃の卒コンは11・28日本武道館で開催「最後のツアーを思い残すことなく過ごしたい」秋ツアーがスタート
ハロー!プロジェクトのアンジュルムが9月21日、茨城・結城市民文化センターアクロス・大ホールで秋のコンサートツアー「ANGERME 10th ANNIVERSARY TOUR 2024 AUTUMN『ROOTS』」の初日を迎えた。 【写真】卒業を控える川村文乃がツアーへの思いを明かす ■川村文乃の卒業&グループ改名10周年を記念したツアー サブリーダーの川村文乃はこのツアーをもって卒業することが発表されており、また今回はスマイレージからアンジュルムというグループ名に改名し10周年を記念したツアー。いよいよ幕を開けるステージに向けて開演前は期待感に包まれ、メンバーが現れると大歓声が上がり、楽曲が披露されるたびにファンのテンションも高まっていく。 ライブの盛り上がりのまま、リーダー・上國料萌衣が「始まりました! 初日!」「期待してもらっていい内容になっています」とファンの期待をあおる。川村は、初日を迎えたことに「いよいよこの日が来たか」「一瞬一瞬を大切に、来てくださった皆さんと一緒に最高の時間を過ごしたい」とラストツアーへの意気込みを見せる。 後半には、川村の曲振りから11月13日(水)にリリースされるニューシングルから「悠々閑々 gonna be alright!!」を初披露。グループの新たな一面を見せるダンサブルな曲調と、アンジュルムらしいポジティブでハッピーな内容にファンはさらにテンションを上げ、そのままキラーチューンを畳み掛ける。 ■感極まったリーダー・上國料がグループ、ファンへの深い愛を伝える 最後のあいさつでは、それぞれが公演やリハーサル期間を振り返っていく。共に頑張る先輩、後輩から刺激を受けたという平山遊季は「偉大な先輩方、楽曲、スタッフさんに囲まれてここまで来られた」と感謝を語る。 為永幸音は「受け継いできたものの魅力を届けながら、今のアンジュルムを最強だなと思ってもらいたい」と力強くコメント。伊勢鈴蘭は「新体制、新たな一歩ということで、今日は全ての考えを追い払ってステージに立ちました。さらに成長できるツアーにできたら」と決意を明かす。 川村は、ファンに「楽しかったですか?」と問い掛けながら、「初日が来るまでドキドキワクワクだったんですけど、アンジュルムの歴史を感じられるセットリストを、今このメンバーで歌えることがうれしいです。最後のツアーを1秒1秒、1公演1公演、思い残すことなく過ごしたい」と、あらためて今回のツアーへの思いを口に。 また、ファンに向けて「アンジュルムへ熱いファン心を燃やしてくれたり、いろんな形で愛を伝えてくれてうれしい」と笑顔も見せる。 最後は、メンバーのコメントを聞きながら感極まった上國料が「今、このメンバーでやれていることがすごくうれしいし、皆さんとここで過ごせていることがとても幸せ」とグループ、ファンへの深い愛を伝え、会場が一体となった温かな雰囲気で初日公演を締めくくった。 今回のツアーはこの後、川村の地元・高知を含めた全国7カ所14公演を開催。そして、この日の夜公演で川村の卒業コンサートが11月28日(木)に東京・日本武道館で行われることが発表された。 なお、11月13日には川村のラスト参加となるニューシングル「初恋、花冷え/悠々閑々 gonna be alright!!」のリリースが決定している。