[ハーレーカスタム] ストリートグライドST/ローライダーST:走りのポテンシャルが飛躍的に向上〈IBIZA Motofactory〉
ローライダーST:パーツチョイスとカラーコーディネイトに高いセンス感じる! 戦闘力もピカイチ
一方でローライダーSTのカスタム車を見てみよう。SPBファブの2in1フルエキゾーストは、すべて手作業のTIG溶接によるブラッシュド加工で仕上げられ、見るからに軽快でアグレッシブ。 カム交換を伴いつつ、イビサモトファクトリーによる定評のあるインジェクションチューニングによって、ミルウォーキーエイト117は出力を大幅に向上、そして音割れのない太い重低音サウンドを奏でている。 エンジンの強化に合わせ、足まわりのグレードアップも欠かせない。前後ともブレーキローターを放熱性に優れるウェーブディスクにし、ベルリンガーの4ピストンラジアルマウントキャリパーを惜しみなく組み合わせた。 スラッシンサプライのプルバックライザーやミリタントフットペグ、シフターカラーなどとともにパープルで統一し、コーディネイト。ブラックアウトした車体の中で、アクセントになっているから見事なセンスだ。 広い照射範囲と高輝度を持つLEDヘッドライトはバハデザインで、レンズはホワイト。サドルマン×サンディエゴカスタムズのグリッパーシートといい、カスタムシーンでもっともホットなパーツたちが選び抜かれている。 ◆アルミニウム削り出しで製作されたベルリンガーの4ピストンラジアルマウントキャリパーは、ブレーキパッドがディスクに対して常にセンターを保持するAEROTEC構造を持ち、強力な制動力とコントロール性を発揮。 ◆カナダ・ケベック州にあるSPB FABは、TIG溶接技術の高さで人気を博す。Thrashin Supply(スラッシンサプライ)のミリタントフットペグは、軍用車のフットボードのような戦闘的なデザインで、滑り止めブリッジがしっかりと足を支える。
────────── ●文:ウィズハーレー編集部(青木タカオ) ●写真:宮下豊史(STREET GLIDE ST) / 夏目健司(LOWRIDER ST) ※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
ウィズハーレー編集部