相葉雅紀、嵐では二宮和也以来の橋田賞 授賞式で喜び語る「本当に夢にも思っていなかった」
嵐の相葉雅紀(41)が10日、東京都内で行われた「第32回橋田賞」の授賞式に出席。メンバーでは二宮和也(40)以来となる個人での受賞を喜んだ。女優、北川景子(37)は第2子出産後初の公の場。また、壇上では本紙既報通り、同賞を創設した故橋田壽賀子さん(2021年4月死去、享年95)の生誕100周年記念事業として、〝生成AI橋田壽賀子〟の企画なども発表された。 【写真3枚】橋田賞の授賞式に出席した神木、北川、相葉ら 橋田さんの99回目の誕生日でもあるこの日、相葉に新たな勲章が加わった。 4月10日に活動休止中のリーダー、大野智(43)を含むメンバー5人で新会社「株式会社嵐」を設立したと発表してから初の公の場。 スーツ姿で現れた相葉は、橋田さんの盟友、石井ふく子さん(97)がプロデューサーを務めたTBS系主演ドラマ「ひとりぼっち-人と人をつなぐ愛の物語-」の演技などで、日本人の心や人とのふれあいを温かく取り上げてきた番組や人に贈られる「橋田賞」を受賞。嵐のメンバーでは第15回(2006年)に受賞した二宮以来で、「橋田賞をもらえるなんて本当に夢にも思っていなかった。この受賞を力にかえてこれからも一つ一つ真摯に向き合っていきたい」と喜んだ。 NHK大河ドラマ「どうする家康」でお市と娘、茶々の二役などを好演した北川も橋田賞を受賞。1月31日に夫で歌手、DAIGO(46)との第2子となる男児を出産したと発表後、初の公の場で「長期に渡る撮影と子育てを両立できるのかという不安もありました」と当時の心境を吐露。 「そうそうたる俳優の皆さまが演じてこられた二役で心細かったのですが、自分にしか出来ない表現をやってみようとそこをすごく心に込めて毎日撮影所に通っておりました。自分の娘や息子がいつか分かるようになった時に『これが自分のお母さんなのだ』と誇れるような表現をしたいと思って頑張りました」と振り返った。 NHK連続テレビ小説「らんまん」に主演した神木隆之介(30)は橋田賞、妻役の浜辺美波(23)は新人賞を受賞。ほかにお笑いタレントで脚本家、バカリズム(48)、1998年から「ワイド!スクランブル」を担当しているテレビ朝日アナウンサー、大下容子(53)も橋田賞を受賞した。 ★〝生成AI橋田壽賀子〟企画も
授賞式では、橋田さんが来年生誕100周年を迎える記念事業としての企画展や、代表作「渡る世間は鬼ばかり」を学習した〝生成AI橋田壽賀子〟がスピンオフを書くことも発表された。あいさつに立った橋田文化財団理事長の井上弘氏はAI企画について「『こんなの書かない』なんて怒られるかもしれないけど、そんなことがないように新しいものがそこから生まれれば。橋田先生が長年、追求してきた家族、平和、人類愛を今後も取り上げて行けるように頑張っていきたい」と話した。