静岡県内21日朝は今シーズン一番の寒さに
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
週末の汗ばむ陽気からは一転、21日朝の県内は各地で今シーズン一番の寒さとなり、街の人からは困惑する声も聞かれました。 週末の暑さから一転、21日の静岡県内は放射冷却が生じやすくなっていた影響で早朝から各地で厳しい冷え込みとなりました。 こちらは清水町の柿田川公園。 (坂井太一記者) 「きょうはダウンベストを着たんですが日陰に来ると腕のあたりがひんやりして少し寒いです。」 地下にしみ込んだ富士山の雪解け水が地上に湧き出る湧水群… 2024年の暑かった夏や厳しい残暑の時には“涼しいスポット”として、人気でしたが、21日は… (滋賀県から来た観光客) 「寒かったです。ホテルの窓を開けたら結構ひんやりしてました」「朝のニュースでも言ってました 静岡はことし1番の冷え込みと 言ってはった」 21日朝の三島市は今シーズン最も冷え込み。最低気温は9.2℃。 三島駅前を歩く人たちもジャンパーを着たりスカーフを身に着けるなどこれまでより1枚多く羽織っているようでした。 (街の人) 「スカーフはプラスしました」「普通の服ではやっぱ寒いだろう なと思ってこれはプラスして持って来ました。やっぱ寒かったので巻いています」 静岡県内の最低気温は御殿場市で6.3℃、川根本町で8.5℃、静岡市で12.1℃など、静岡県内18の観測地点のうち16地点で、今シーズンの最低気温を記録しました。 気象台によりますとこの寒さは前線が南下したことにより寒気が入り込み、放射冷却が生じやすくなった影響だという事です。 県内では19日、静岡市清水区で30.2℃を記録し観測史上最も遅い真夏日となったばかりでしたが、21日は一転して厳しい寒さとなりました。 この気温差に街の人も困惑しています。 (街の人) 「(土曜日が暑かったので)日曜日に半袖で過ごしたら寒かった」 (街の人) 「けさは凄く寒いなと感じて、布団から出たくないなと思いました。」 「厚くなったらいやだなと思って、まだ薄着の時もあるが、薄着で外出して失敗した日もあるので、少し困る」 気象台によりますと、28日からの週は25℃を超えにくい日が続くと予想していて服装や体調の変化に注意するよう呼び掛けています。