国内最高齢のスナメリ死ぬ 三重・鳥羽水族館
三重県鳥羽市の鳥羽水族館は7日、雌のスナメリ「勇気」が老衰のため38歳で死んだと発表した。水族館によると、国内で飼育されているスナメリで最高齢だった。 水族館によると、7日朝に飼育係が死んでいるのを確認した。2021年ごろから加齢による食欲減退がみられ、1日の給餌回数や餌の種類を増やすなどしながら療養していた。 勇気は1985年4月、鳥羽水族館で生まれ、スナメリの長期飼育の日本記録を更新していた。水族館は「長期飼育を通しスナメリの健康管理について貴重な知見を残してくれた」とコメントした。