写真：マティプはリヴァプールを退団し、現在はフリーとなっている

プレミアリーグのウェストハムは、現在フリーエージェントとなっている元リヴァプールのジョエル・マティプの獲得を模索しているという。イギリス『Sky Sports』のダルメッシュ・シェス記者が報じている。 【動画｜ウェストハム vs マンチェスター・シティ】プレミアリーグ第3節　ショートハイライト 今夏の移籍市場で精力的な動きを見せたウェストハムは、クリセンシオ・サマーフィル、ニクラス・フュルクルク、アーロン・ワン＝ビサカなどを獲得した。またCBの陣容も様変わりしており、マックス・キルマンとジャン＝クレール・トディボを獲得し、クルト・ズマとナイェフ・アゲルドをレンタルで放出している。また、アンジェロ・オグボンナは昨シーズン限りで退団、ティロ・ケーラーは昨シーズンレンタルで加入していたモナコへ完全移籍を果たしている。 大型補強を行ったもののトップチームのCBは、新加入のキルマンとトディボに加え、コンスタンティノス・マヴロパノスのみの3人と、層が薄いため補強を模索しているようだ。 しかし今夏の移籍市場はすでに閉幕しており、フリーエージェントの選手のみが登録可能であるため、昨シーズン限りでリヴァプールを退団したマティプを獲得候補にしているという。またイギリス『talkSPORT』は、すでにマティプとウェストハムが交渉を進めていると報じている。 マティプは2016年に加入したリヴァプールで8シーズンを過ごし、通算201試合に出場し11ゴール6アシストを記録している。2023年12月に行われたリヴァプール vs フラムの一戦で、マティプは右ヒザの前十字靭帯断裂の大ケガを負うとシーズン中の復帰は叶わず、そのまま同チームとの契約満了を迎えている。 また、シェス記者は昨シーズンまでシェフィールド・ユナイテッドに所属していたジョン・イーガンもウェストハムの獲得候補に入っていると伝えている。