阪神・桐敷拓馬がロス五輪出場に意欲「もちろん、そこへ自分も頑張っていきたい」関西スポーツ賞特別賞を受賞
飛躍の一年を足がかりにする。日本を背負って戦う選手への成長を目指していく。(邨田直人)
★米大リーグからトップ選手参加へ
昨年10月16日に国際オリンピック委員会は総会を開き、2028年ロサンゼルス五輪の追加競技として大会組織委員会から提案された野球・ソフトボール、フラッグフットボール、クリケット、ラクロス、スカッシュの5競技を承認した。野球は1992年バルセロナ五輪で正式競技に入ったが、2012年のロンドン五輪から除外。開催都市枠として追加競技になった21年の東京大会で日本は初の金メダルに輝いたが、24年パリ五輪は再び外れた。世界野球ソフトボール連盟のフラッカリ会長は米大リーグ側からトップ選手の参加を確約する文書を受け取ったことを明かし、ドジャース・大谷翔平は「出たい気持ちは、もちろんある」とコメントしている。
■2028年ロサンゼルス五輪 7月14~30日に開催。1932年、84年に続く3度目の夏季五輪となる。既存や仮設の施設を活用し、選手村はカリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)に置く。「スポーツパーク」と呼ぶ4つの会場群を設け、バスケットボールは米NBAレーカーズなどの本拠地クリプト・ドットコム・アリーナでも実施。港湾都市ロングビーチや観光名所のサンタモニカも会場となる。