アーセナル主将ウーデゴーアは離脱不可避か…中盤全滅危機で迎えるノースロンドン・ダービー、打開策はアンカー同時起用?
現地時間9日に行われたUEFAネーションズリーグのオーストリア代表との試合で、ノルウェー代表の主将、MFマルティン・ウーデゴールが67分に負傷退場した。アーセナルでもキャプテンを務めるウーデゴールだが、果たして週末のトッテナムとの重要な一戦に出場できるのか。イギリスメディア『Daily Mail』が伝えている。 【写真】アーセナル、最新年俸ランキング UEFAネーションズリーグ、リーグBグループ3の一戦で、ノルウェー代表はホームでオーストリア代表に2-1で勝利。喜びもつかの間、代表でも、クラブでも大黒柱であるウーデゴールの負傷の程度が心配されている。代表チームのドクター、オラ・サンド医師は、ノルウェーメディア『TV2』に対して、「足首をねんざした。サッカーをしたことがある人ならわかると思うが、ねんざをしても、運よく靭帯が切れていなければ、それほど問題ではないこともある。超音波検査をして様子を見てみるが、それでもわからない場合は、明日MRI検査を受けさせるよ」と、負傷の詳細を語っている。 仮に長期離脱となると、アーセナルのミケル・アルテタ監督は大きな悩みを抱えることになる。日本代表DF冨安健洋の他にも、新加入のMFミケル・メリーノとDFリッカルド・カラフィオーリというレギュラー格の選手が負傷中であるほか、週末のトッテナム戦では、MFデクラン・ライスも前節のブライトン戦で受けたレッドカードにより次節は出場停止だ。特に中盤のポジションは、ライスに加えてウーデゴール、メリーノといった主力が、トッテナム戦を欠場することになると見られ、プレースタイルを維持することすら、危機的な状況だ。 『Daily Mail』は、「アルテタは、スパーズ戦でMFトーマス・パーティとMFジョルジーニョの2人を中盤で出場させる可能性がある」と、アンカータイプの選手の同時起用を予想しているが、果たしてどのような打開策で臨むのだろうか。リーグで優勝を争うためにも絶対に負けられないノースロンドン・ダービーは、日本時間15日夜22時にキックオフする。
フットボールチャンネル編集部