亡き母の年金手帳とともに見つかる 拉致被害者・松本京子さんの手帳…兄は「あきらめずにおってほしいなとは思います」
47年前、北朝鮮に拉致された鳥取県米子市の松本京子さん。 兄の孟さんが9日米子市で、新しく見つかったという手帳を手に今の心境を語りました。 【写真を見る】亡き母の年金手帳とともに見つかる 拉致被害者・松本京子さんの手帳…兄は「あきらめずにおってほしいなとは思います」 松本京子さんの兄 孟さん 「起きた事件が早く解決するようにね。私どもも頑張って…解決するようには…日常の生活の中でもそういうことに気を配りながら生活はするんですけれどもなかなかね事件が進まないので、まぁもどかしいような気はしてます。」 米子市役所で開催されている拉致問題のパネル展に訪れた松本京子さんの兄・孟さん。 今年、新たに見つかったという京子さんの手帳を手に、今の心境を語りました。 1977年10月21日、自宅近くの「編み物教室に行く」と言って自宅を出た松本京子さんはそのまま消息が途絶え、47年が経ちました。 新しく見つかったという手帳は娘の帰りを待ち続け2012年に亡くなった母・三江さんの年金手帳などと一緒に見つかったということです。 拉致されて以降、空白のままです。 松本京子さんの兄 孟さん 「いますぐに私らがどうこう出来るものではないですけど、とにかく私どもは家族が助かるように努力はするけども、それまではあきらめずにおってほしいなとは思います。」
山陰放送