中野仁照が先手を譲らずデビュー初優勝/ボートレース蒲郡
ボートレース蒲郡の「ルーキーシリーズ第12戦 スカパー!・JLC杯」は7日に優勝戦が行われた。ピット離れに大きな差はなく、スタート展示同様に折り合いのついた枠なりの2対4でレースが行われた。スリットでは、インの中野仁照がコンマ04、4カドの登玉隼百がコンマ09と好スタートを決めた。登玉はスリットから伸びて果敢にまくりに行ったが、中野がインから応戦し、先手を譲らなかった。結果、中野が見事に優勝。外を回った登玉は、2マークで最内を差した山口広樹を差し返して2着をキープした。 優勝した中野は、「4番にまくられたら優勝はないと思ったので全速で回りました」とレースを振り返り、「めちゃくちゃ嬉しいです」と話した。表彰式では感極まって涙を見せる場面もあった。中野は今回が通算3度目の優出での初優勝となり、今後の目標として「SGやGIの常連になって優勝したい」と抱負を語った。
マクール