【ボート】蒲郡G1 細川裕子が極上の舟足とともに地元で初戴冠へ
「クイーンズクライマックス・プレミアムG1」(30日、蒲郡) 細川裕子(43)=愛知・88期・A1=が会心のフルショットを決めた。トライアル3回戦の11Rを4カドからまくり一撃。3号艇ながら平高の前付けを受けて「ダッシュ想定。Sは難しかったけど(隣の宇野)弥生ちゃんを信じて」と喜んだ。 完璧な仕上げが生んだ一撃だ。「仕上がりは相当いい。芯をくって押していた」。2回戦はインから4着。「その失敗があったからこそ仕上げることができた。今の足なら(遠藤とも)勝負になると思うし、どのコースからも行ける。これだけの感触になることは少ない」と胸を張る。 地元・蒲郡でたどり着いた、初めてのファイナル。「7度目の挑戦で初めて。地元で走らせてもらえるだけで感謝。結果で恩返しがしたい」と意気込む。舟足は完璧に仕上がった。あとは「普段は信じられないけど、明日(31日)だけは自分を信じて」ティアラを取りに行くだけだ。