【大阪・関西万博】国内パビリオンでワクワク未来を体感! エンタメも食も、美も健康も あっと(アート)驚く!五感の体験
日本館(日本政府館)は外観は円を描くように無数の木の板を並べて〝いのちのリレー〟を表現。「ごみを食べる日本館」をテーマに会場内の生ゴミをバイオガスに変換して発電し、施設のエネルギーへとして使うなど「循環」を表現していく。
大阪府市が運営する大阪ヘルスケアパビリオンは、大阪の知恵とアイデアを結集して「いのち」や「健康」、近未来の暮らしを感じる展示を展開。70年大阪万博で話題となった〝人間洗濯機〟が55年の時を超え、アップデートされた状態で展示される。
偶発性を楽しめ
「会場の西側ゲート付近で空飛ぶクルマの発着エリアに隣接する『未来の都市』にも注目してほしい」 こう小林さんがアピールするのは、博覧会協会と企業がSociety5.0における未来の都市の体験展示を提供するパビリオンだ。リアル会場に加え、「バーチャル未来都市」を高度に融合し、未来の都市を再現。無人運転のロボット農機や未来のモビリティなど協賛企業各社が先端技術を紹介する。 海外に加え、国内も多彩なパビリオンが目白押し。会期中の来場者は多い日で20万人以上と試算されている。万博は尻上がりに来場者が増えるから、早い時期から訪れるのが得策だ。 小林さんは「これまで見たこともない展示にふれ、偶発性を楽しんでほしい」と呼びかけている。
8つのシグネチャーパビリオン
いのちの遊び場 クラゲ館/中島さち子さん(音楽家、数学研究者、STEAM教育家) 膜を張ったような屋根はクラゲをイメージ。国籍や年齢、性別、障害の有無と言った違いを超え、音楽や映像など五感で味わうSTEAMの新しい遊び場を提供する。
null2/落合陽一さん(メディアアーティスト) 建物は鏡面状になっていて、建物内ではデジタル上の自分の分身と出会える。物質とデジタルの境界がなくなり融合していくデジタルヒューマンの未来が体験できる。
EARTH MART/小山薫堂さん(放送作家、京都芸術大副学長) 料理の鉄人などをプロデュースした小山さんが、食にスポットを当てたパビリオン。建物内は、スーパーマーケットのような見せ方で、体験を通じて食がいのちであることの見つめ直しや、新しい食べ方のヒントを得られる。