”大谷級”は現れる? MLB高額年俸ランキング第8位(2)10年連続受賞で途切れたが
ロサンゼルス・エンゼルスからFAとなっていた大谷翔平選手は9日(日本時間10日)、10年総額7億ドル(約1015億円)でロサンゼルス・ドジャース入団を発表。メジャーリーグだけでなく、北米プロスポーツ史上最高額の超大型契約を締結した。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング 大谷の2023年シーズンの年俸は、3000万ドル(約43億5000万円)。来季年俸はメジャートップクラスとなる。ここでは、今季のMLB高額年俸ランキングを紹介する。(年俸は米データサイト『Spotrac』を参照。1ドル145円で統一した。)
第8位:ノーラン・アレナド
所属:セントルイス・カージナルス 投打:右投右打 身長/体重:188cm/98kg 生年月日:1991年4月16日 今季年俸:3500万ドル(約50億7500万円) セントルイス・カージナルス所属のノーラン・アレナドは、打撃だけでなく超一流の三塁守備でも見るものを魅了している。 コロラド・ロッキーズに入団したアレナドは、在籍4年目となる2013年にメジャー昇格を果たすと、同年は133試合に出場。10本塁打を放って飛躍のきっかけを掴むと、2015年から毎年のように好成績を残し続けている。 メジャー屈指のサードに成長したアレナドは、2015年から2年連続40本塁打以上を放ち、同年から5年連続で100打点以上を記録。2019年1月には8年総額2億6000万ドルで契約延長した。 その後、2020年オフにカージナルスへトレード移籍となったが、移籍後も変わらぬ存在感を発揮。2023年4月には通算300本塁打を達成した。 バッティングはもちろん、守備力の高さもアレナドの特徴。今季は受賞を逃したが、メジャーデビュー初年度の2013年から2022年まで10年連続で三塁手部門のゴールドグラブ賞を獲得した。
ベースボールチャンネル編集部