揺れる40代「子育と仕事で精いっぱい…さらに管理職として不安が!」ポジティブに転換できた方法とは?
子育て、仕事、体の変化…次なるフェーズのために:揺れる40代、小さくて大きな“種まき”ストーリー
結婚して家事、育児、仕事にがむしゃらだった30代を経て、行き詰まり感や新たな悩みが出てくる40代。よりよい50~60代を迎えるために、前向きな“種まき”をしておきたい! 読者の声から、今できることを考えませんか?
渦中にいる読者が踏み出した一歩とは? \40代LEE読者の/ モヤモヤ → ポジティブ変換インタビュー
40代の真っただ中にいながら、これまでの価値観や考え方を意識的にスイッチして、50代に向けてポジティブに生きるLEE読者に話を聞きました。
後輩やチームの育成に不安が。自分の強みを知って生かしています──LEE100人隊TB りーぬさん
●LEE100人隊TB りーぬさん 44歳 LEE100人隊TBとして、ライフスタイルやファッションにまつわるブログ投稿が好評。15歳、13歳、8歳の3人の子どもの母。会社員として働きながら、仕事と育児を両立中。
揺れた理由 1:管理職としての仕事が、自分に向いているのか悩む
変われた理由:共感力、寛容さ……強みを知ると、周囲への対応も変化 りーぬさんは42歳で管理職に。当初は自信を失いかけたことも。 「管理職になると責任があるし、チームを運営していかなければいけないので、なりたての頃は空回りして『私にできるのかな』と落ち込みました。自分としては、キャリアアップしたいし、管理職として仕事で貢献できる範囲を広げたかったので、自信のなさを埋めていくような作業を。中でも、ビジネス系のセミナーに参加したことは大きくて、視野が広がったし、セミナー内で行ったストレングスチェックで自分の強みを知ることで、とても前向きな気持ちに。『共感力』『寛容さ』『ポジティブさ』など当たり前だと思っていたことが自分の特長なんだと知り、優秀な同僚や後輩がたくさんいる中で『私はコミュニケーションが得意だから、そこに徹しよう』などと対応や声かけも変わっていきました。反対に苦手なことは周りに頼ろうとも思えて、気持ちがラクに」 また、40代に入ってからは、仕事での目標を見失った状態に。 「入社した頃にやりたいと思っていた仕事も一通り経験できて、今後どうしていきたいかわからず迷いが。ただこれもセミナーなどでいろいろな声を聞くことで変わりました。私が管理職として頑張って、 下の世代の女性たちのロールモデルになれればと気持ちを新たに。“働く女性を応援したい”という思いが、仕事をするモチベーションでもあると、あらためて気づきました」