友人の結婚式が「お盆」にありましたが、旅行のため欠席しました。出席しなくてもご祝儀は「3万円」払うべきでしょうか…?
お盆などでまとまった休暇が取りやすい8月。旅行や帰省などの予定を入れている人も多いのではないでしょうか。 お盆の長期休暇中に友人が結婚式を挙げることになり、結婚式への招待を受けたものの、すでに予定が入っているため欠席する場合ご祝儀は通常通り3万円払うべきなのでしょうか。 本記事では「結婚式をやむを得ず欠席する場合のご祝儀の目安」と「欠席する場合の対応方法」について解説します。 ▼友人からのご祝儀が「2万円」だった! これってマナー違反?
結婚式をやむを得ず欠席する場合のご祝儀の目安
結婚式を欠席する場合に、ご祝儀はどのくらい渡せばいいか悩む人は多いでしょう。国内外の挙式サービスなどを展開するワタベウェディングによると、欠席の連絡の時期によって推奨されるご祝儀の相場が異なっています。目安となる金額は図表1の通りです。
ワタベウェディング株式会社 結婚式を欠席する際のご祝儀の渡し方と金額相場のマナー。ご祝儀を渡さないのはどのようなケース? を基に筆者作成 結婚式に招待される前にすでに旅行の予定を入れており、招待状送付の前段階の「結婚式に来てほしい」と打診されている段階で欠席連絡をするのであれば、ご祝儀は5000円~1万円程度を渡すのが望ましいとされています。 またはご祝儀ではなく、相手が喜ぶ5000円~1万円程度のプレゼントを結婚祝いとして渡すのでもよいでしょう。やむを得ない事情で出席できない場合は、相手に祝福の気持ちが伝わるように対応するのが望ましいといえます。 ただし、相手が自分の結婚式に来てくれたケースは注意が必要です。その場合には欠席の連絡時期にかかわらず、自分の結婚式の際にもらった金額と同額を渡すのがマナーです。 急用で式の直前になって欠席することになった場合は、食事や引き出物などのキャンセルが難しいことが考えられるので、全額を渡すことが望ましいでしょう。
結婚式を欠席する場合の対応方法について
結婚式を欠席する場合、気を付けておくべきは次のような点です。 ●欠席する場合には分かった時点で新郎新婦へ電話やメール等で連絡する ●欠席理由が法事などの悲しみごとの場合には欠席理由を濁す ●ご祝儀やプレゼントは結婚式1~2ヶ月前、遅くても1週間前には渡すようにする 欠席する場合には、いずれにしても相手の立場に立って行動することが大切です。迷惑がかからないようにできるだけ早く対応し、相手への配慮を欠かさないようにしましょう。 また、結婚式に欠席する場合、結婚式当日に電報を送るのもよいでしょう。祝電は結婚式の途中で披露されることも多く、祝福の気持ちを電報に込めることで、新郎新婦にも思いが伝わるはずです。 その際には「出席できなくてごめんなさい」といったマイナスな言葉は入れず、「2人の笑顔があふれる家庭を築いてください」などの明るい文言で送るようにしましょう。
欠席連絡を入れる時期に応じてご祝儀金額を決めよう
今回は結婚式をやむを得ず欠席する場合のご祝儀の相場と、欠席する際の対応法について解説しました。欠席する場合には相手への配慮を欠かさず、なるべく早く対応することが望ましいといえます。 欠席する場合でも、相手に祝福の気持ちが伝わる行動を取ることを心がけましょう。 出典 ワタベウェディング株式会社 結婚式を欠席する際のご祝儀の渡し方と金額相場のマナー。ご祝儀を渡さないのはどのようなケース? 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部