井戸田潤「子どもの親孝行・恩返しは、小さい頃にもう終わっている」そう感じた出来事とは?
TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、スピードワゴン・井戸田潤さんとYouTuber・カジサックさん。ここでは井戸田さんが“子どもの親孝行”について語りました。
◆親孝行って何だろう?
井戸田:俺、この夏に子どもが生まれるのよ(※7月16日(火)に男児が生まれたことを報告)。 カジサック:おめでとうございます! 井戸田:それでさ、奥さんとかといろいろ話をしていたときに“親孝行って何だろう?”みたいな話になったときがあって。 カジサック:なるほど! これはまた深いテーマですね。 井戸田:例えば、ショート動画を観ていたときに「親孝行なんてしなくてもいい」みたいな名言(を紹介する動画)が目に留まって見ていると、自然とそういうのが(オススメの動画に)増えてくるじゃん。 そうしたら「子どもの親孝行・恩返しは、小さい頃にもう終わっている」みたいな言葉があったんだけど“本当にそうなんだな”って思った出来事があったのよ。 カジサック:それ、聞きたいです。 井戸田:このあいだ、18歳の娘の体育祭に行ったのよ。競技には間に合ったんだけど開演時間にはちょっと遅れたのね。それで、体育館に入ったら、娘が俺を見つけて飛び跳ねながら手を振ってくれたのよ。 カジサック:何それ!? めっちゃかわいい! 井戸田:俺、それで号泣しちゃって。 カジサック:分かります! うれしかったでしょう。 井戸田:あと“応援合戦”といって、クラスごとにダンスを数曲踊るんだけど、それも2ヵ月前から練習するんだって。しかも、事前の(練習風景などを編集した)VTRなんかも流れて。 カジサック:素敵じゃないですか! 井戸田:本当にもう……それを見て立てなくなるんじゃないかっていうぐらいめちゃくちゃ泣いちゃってさ(笑)。 カジサック:(笑)。 井戸田:っていうような話を先輩芸人としたことがあって。「(子どもの)体育祭に行ったことあります?」みたいなバカな質問もしちゃってさ(笑)。 カジサック:それはあるでしょうね(笑)。 井戸田:でも、そのときは熱くなっているからバーッとしゃべって。 カジサック:“とにかく、あの感動を伝えたい”という思いもあるでしょうから。 井戸田:でも、そこで「よく考えろよ」って先輩に言われて。「親が(子どもの姿を見て)泣くのは小学校、長くて中学校までだよ。後は違う感動になるから」と。 カジサック:あぁ……確かに。 井戸田:そこで「子どもの親孝行・恩返しって、子どもの頃に終わっているんだな」っていう結論に辿り着くのよ。 カジサック:なるほど、そういう捉え方もできますね。 * * * <井戸田潤さん情報> ・YouTubeチャンネル「ハンバーグ師匠チャンネル」配信中! <カジサックさん情報> YouTubeチャンネル「カジサックの小部屋」で今回の放送の様子を配信中! (TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」放送より)