「ライプツィヒでは一人ぼっちだった……」 グヴァルディオルのマンCでの生活を支えた“父親的存在”とは誰だ!?
加入1年目から存在感
昨夏にライプツィヒからマンチェスター・シティに7700万ポンドとも言われる移籍金で加入したDFヨシュコ・グヴァルディオル(22)。 [動画]加入1年目から存在感 グヴァルディオルの昨シーズンの好プレー集 多くの期待が寄せられたディフェンダーは加入早々に定位置を確保。ペップ・グアルディオラのチームでは加入1年目は苦戦する選手も多いなか、公式戦42試合に出場し5ゴール3アシストを記録。慣れない左SBでの起用がほとんどだったが、シーズン終盤にはそつなくこなすだけではなく、攻撃面でも才能を発揮した。 そんなグヴァルディオルだが、同じく昨夏にシティに加入したマテオ・コバチッチ(30)の存在がシティでの新生活において重要だったとクラブの公式にて語っている。2人はクロアチア代表でチームメイトであり、母国語で会話できることもグヴァルディオルにとっては大きな支えとなっていたようだ。 「私はライプツィヒにいた時と昨シーズンを比べるのが好きだ。ライプツィヒでは一人ぼっちだったし、特にクロアチア語で話せる人もいなかった。私はドイツ語も話せないから、大変だった」 「マテオは私の側にいてくれて、彼は私の父親のような存在なんだ。いつも私のそばにいて、どこへでも連れて行ってくれる。どこへ行くにも、彼はただ『一緒に来い』と言ってくれる。なぜなら、私は一人暮らしで独身だからね。両親は頻繁にやってくるけど彼らはクロアチアに住んでいる」 「でも、ここでは私は一人でいることが多いので、いつも彼が電話をくれて、ランチやディナーなどに誘ってくれたりする。ライプツィヒで経験したこととはまた違う」 グヴァルディオルはチームにこんなに早く馴染むことができたのはコバチッチの存在が大きいと語った。コバチッチはイングランドでの生活も長く、英語でのチームメイトとのコミュニケーションにおいても後輩を大いに助けたようだ。加入1年目から存在感を残したグヴァルディオルだが、その裏側には頼れる父親的存在のコバチッチのサポートがあったという。
構成/ザ・ワールド編集部