【日本ハム】鈴木健矢がカープ左打者封じに自信…6日・1か月ぶりの先発で2勝目狙う
6日の広島戦(マツダ)で先発する日本ハムの鈴木健矢投手(26)が5日、左対策に自信を見せた。秋山、坂倉、小園ら左の好打者が並ぶ広島打線を警戒しつつも、オフから取り組んできた左対策に手応え。約2年ぶりのマツダで今季2勝目を狙う。 セ・リーグで首位争いを演じる広島打線にも、臆することはない。広島打線のイメージを聞かれ「左バッターが主。でも今年はそこまで左に打たれていないので、意識せずしっかり投げられたらいいかなと思います」と落ち着いて話した。 左打者は天敵だった。昨季は対右に被打率1割4分4厘に対し、左は2割9分9厘。しかし今季は右は1割4分8厘と変わらないが、対左は2割2分6厘へと改善され「インコースをしっかり投げられているのと、今年はシンカーがいい。あとカーブも使えている」と理由を分析した。 アンダースローとしての成長も感じている。2年前、マツダで登板した際はアンダースローに転向した直後。1回2/3で3点を失ったが「その時と今は違うんで。そこまで気にせずにやれればいい」とうなずいた。5月3日のオリックス戦(京セラD)以来、約1か月ぶりの先発機会。このチャンスを、逃すつもりはない。 (山口 泰史)
報知新聞社