関西 まだまだ猛暑日になる所も 朝晩と昼間との気温差にも注意を 2週間天気
関西では、来週の中ごろにかけて晴れる所が多く、猛暑日になる所もあるでしょう。朝晩は内陸部を中心に気温が下がるため、昼間との気温差にも注意が必要です。
6日(金)~12日(木) 晴れる日が多い 昼間は35度を超える所もありそう
関西では、11日(水)にかけては、日本海側や山沿いを中心に雨の降る所がある程度で、晴れる日が多いでしょう。 12日(水)は、日本海に延びる前線の影響で雨の降る所が多くなりそうです。 昼間は気温が35度を超える所もありますが、朝晩は内陸部を中心に22度前後まで下がる所もある見込みです。 昼間の厳しい暑さだけでなく、一日の中の気温差にも注意が必要です。
13日(金)~18日(木) 曇りや雨の日が多い 市街地を中心に熱帯夜の所も
13日(金)以降は、曇りや雨の日が多くなるでしょう。 昼間の気温上昇はやや抑えられますが、湿気が増えて蒸し暑くなる見込みです。また、市街地を中心に熱帯夜の所もあるため、寝苦しさを感じる所もあるでしょう。 今月の後半にかけても、暑さ対策が必要となりそうです。
9月になっても暑さ対策は必要! あると便利な熱中症対策グッズ
今週末は、屋外でのレジャーを計画されている方も多いと思いますが、昼間は残暑が厳しい見込みです。 暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。 ①ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。 ②日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。 ③扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。 ④冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。 (熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することや、「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも、忘れないでください。)
日本気象協会 関西支社 木村 司