「共同親権」が導入されると、離婚後の子育ては実際どう変わる?「共同親権」で子育て中の米国在住シンママが解説!
「共同親権」って上手くいくの?
周りの離婚している友達や同僚の中には、揉め事が多くて悩んでいる人もいます。 「習い事に連れて行くのが少し遅れただけで、ものすごい文句を言われる」 「会う時間が少ないからといって、おもちゃやお菓子を買って甘やかせすぎてる!」 「子どもに会っている時に、自分の悪口を吹き込まれる」 「相手に再婚相手がいて、その人が子ども達にどんな風に接しているか気になる」 私自身は離婚する前、元夫と上手く協力して子育てしていくために、アメリカの心理カウンセラーや離婚専門の法律家の方からこんなアドバイスをもらいました。 ・子どもの前ではお互いの悪口を言わない。 ・面会などのスケジュールはきちんと守るのが前提だけど、出来る限りお互いがフレキシブルに対応していく。 ・子どもの就寝時間や、スクリーンタイムの制限など、子育てに関するルールは共有して統一する。 生活習慣などの子育てのルールに関しては、個人的には子どもと一緒に暮らしている方の親の考えを尊重するべきなのかなと思います。 離婚して3年経ちますが、最低限のルールをお互い守っていることで、今のところ大きな揉め事は避けられていますが、難しいなと感じることももちろんあります。 相手ありきのことなので、アメリカでも日本でも、離婚後に協力し合って子育てをするというのは本当に大変なことだと思いますし、不可能だという人達がいることも理解しています。 「共同親権」導入に対するみなさんの意見も是非聞かせてください! 【Profile】ひろこ(@hirorokok) カリフォルニア在住、6歳男子のママ。20歳でアメリカに留学。カレッジを卒業後、コンサルティング会社、貿易会社に勤務。2児のシングルファーザーだった元夫と結婚。非行少年だった長男と自閉症の次男の子育てを通して、ペアレンティング(子育て)について専門家から学ぶ。その後自身の息子を出産、離婚してシングルマザーに。現在は日系企業のアメリカ支社で経理部に所属。誰かの役に立つことを願い、アメリカの子育てアイデアを発信中。