そごう・西武でスト通知へ 労組、31日にも実施可能性
百貨店そごう・西武の米投資ファンドへの売却計画に反発し、雇用維持を求めている従業員の労働組合が28日にストライキを通知する方針を固めたことが25日、関係者への取材で分かった。28日に親会社のセブン＆アイ・ホールディングスと交渉する予定で、決裂すれば31日にもストを実施する可能性がある。 労組は事業継続と従業員の雇用が危ぶまれるとして売却計画に反対している。加盟する産業別労組「UAゼンセン」によると、大手百貨店でのストは1962年を最後に起きていない。 関係者によると、ストの規模や参加人数は未定だが、東京都豊島区の主力店舗「西武池袋本店」での実施を検討する。
