センバツ高校野球 石橋旋風起こす 「旗」授与、意気込み /栃木
第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に21世紀枠で初出場する石橋(下野市石橋)で24日、壮行会を兼ねたセンバツ旗の授与式があり、石橋ナインは甲子園での活躍を誓った。【面川美栄】 授与式は体育館で行われ、後援会や1、2年生の生徒ら計約500人が出席した。 校名や校章が刻まれたエンジ色のセンバツ旗が、毎日新聞宇都宮支局の棚部秀行支局長から瀬端徹校長に授与され、瀬端校長から横松誠也主将(2年)に手渡されると、会場は大きな拍手に包まれた。棚部支局長は毎日新聞社の松木健社長のメッセージを代読し、「皆さんの地道な鍛錬、関係する人々の毎日の積み重ねが、甲子園出場につながりました。健闘をお祈り申し上げます」と激励した。 その後にあった壮行会では、前下野市長で6日に発足した「栃木県立石橋高等学校甲子園出場後援会」の広瀬寿雄会長が「年が離れていても、君たちと一緒に同じ気持ちで応援していきたい」とあいさつ。在校生を代表し、生徒会長の初見優太郎さん(2年)が「野球部の皆さんが甲子園という憧れの舞台で一生懸命プレーできるように、勝利を祈っています」とエールを送った。 横松主将は「甲子園では石高旋風を巻き起こし、石橋高校の校歌を流すというチームの目標を達成するために、これからも練習に励んでいきます」と意気込んだ。 大会は3月10日に組み合わせ抽選会があり、同18日に開幕する。