きょうは「処暑」厳しい残暑いつまで?愛媛県内で秋の気配を探して
きょうは二十四節気の「処暑」。暦の上では厳しい暑さが落ち着く頃とされていますが、きょう愛媛県内では8つの地点が猛暑日になりました。 この厳しい残暑に少しでも秋を感じようとチャン4スタッフが向かったのは…? 松山市から車でおよそ40分。訪ねたのは収穫間近の稲が広がる久万高原町です。 水口気象予報士: 「久万は涼しいかなと思って来ましたが…手元の温度計は36℃を超えてしまいました。きょうは強烈な日差しが降り注いでいて湿度も高く、蒸し風呂の中のような暑さです」 きょうは宇和島や大洲など県内8つの観測地点で気温が35℃以上に!標高の高い久万高原町でも35.9℃まで上がり、7日ぶりの猛暑日となりました。
この暑さの中、産直市場では… 道の駅さんさん宮崎さん: 「いらっしゃいませ~梨が入荷しました。いかがでしょうか?」 秋の味覚、ナシです。 宮崎さん: 「やっととれるようになりましてね。お盆上がってからまだかまだかとお客さんが。連日もう夕方にはなくなります」 今年もお盆前から店頭に並び始めたということです。 宮崎さん: 「ハクビシン、カメムシ、暑さの被害であんまり出てこないんですよ、 数が」 梅雨明け以降続く異例の暑さが影響し数量は例年の3分の1ほど、実も小さめということですがそれでも… 水口気象予報士: 「やっぱり甘いですか?」 宮崎さん: 「甘いです。(皮が)茶色のは柔らかくて、白っぽいのがかためですね。」 ナシは、皮の色によって違った食感が楽しむことができるそうです。
厳しい残暑が続く県内。今週土曜日までは気温が35℃を超える猛暑が予想されていて、その後も平年より気温が高い日が続く見込みです。 ただ高原には少しずつ秋が近づいています。 宮崎さん: 「秋が来たって感じですね。これからリンゴも出ますし、栗も出ますし、アケビは出るしこれからもう秋の果物が山のように出ます、楽しみ。ぜひお越しいただきたい」