空気が乾燥 火の取り扱いに注意を 松山で平屋建て住宅が全焼 1人の遺体発見
5日午前、松山市で住宅一棟が全焼し、1人が遺体で見つかりました。警察が身元の確認を行っています。 5日午前9時10分頃、松山市姫原2丁目の住宅街で「家が半分燃えている」と、近くの住民から119番通報がありました。 この火事で、太田栄治さん(66)の木造平屋建ての住宅1棟が全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。 警察によると、太田さんは1人暮らしで現在連絡が取れておらず、遺体の身元を確認するとともに、消防と火事の原因を調べています。 兄弟が近くに住むという住民は、「誰かの叫び声が聞こえて戸を開けたらもう燃えていたということだった。まさかこんな身近なところで火事が起こるとは思っていなかった。自分も気をつけないと」と話していました。 出火当時、県内全域に乾燥注意報が発表されていました。 消防は、空気の乾燥した状態が続いていることから、火の取り扱いに注意するよう呼びかけています。