【阪神】打線改造で5得点 2連敗で止める!スタメン豊田が起点 原口が好走塁&2号ソロ 木浪、森下が適時打 西勇は完封勝利で3勝目
■プロ野球 交流戦 オリックス0ー5阪神 (13日 京セラドーム大阪) 阪神はオリックスに今季12度目の完封勝利、2連敗で止め30勝28敗4分の貯金2とした。先発・西勇が9回を6安打無失点、自身13度目の完封勝利で3勝目。2戦連続無得点の打線は変更が功を奏し、4回に今季初スタメンの豊田のツーベースを起点に木浪、森下のタイムリーなどで4点を先制。7回には原口の2号ソロで加点した。 スタメンは大幅に変更、佐藤輝はベンチスタート。1番ライト・森下、2番セカンド・中野、3番サード・渡邉、4番センター・近本、5番ファースト・原口、6番DH・ミエセス、7番レフト・豊田、8番キャッチャー・梅野、9番ショート・木浪のオーダーを組んだ。 オリックスの先発・田嶋に1回、森下は左飛、中野は空振り三振、渡邉は二飛とわずか10球で抑えられる 先発・西勇は今季9度目の登板、試合前まで2勝3敗、防御率1.79。前回の6月6日・楽天戦(甲子園)は6回を4安打4失点で負け投手、自身2連敗中。京セラドーム大阪で最後に勝ったのは20年8月15日・広島戦で3連敗中だった。 西勇は1回、来田の左飛を豊田が落球、西野に右安打で無死一・二塁に。廣岡を中飛、西川を遊直、二塁走者・来田が帰塁できず併殺に仕留めた、 2回の攻撃で1死から原口が四球、ミエセスは遊ゴロ、豊田がプロヒットの右安打、梅野が左安打で2死満塁とするも木浪は中飛に倒れる。 西勇は2回、先頭・紅林に左安打も宗、頓宮、セデーニョと後続を打ち取った。 3回の攻撃で1死から中野が右安打、渡邉の四球で一・二塁とするが近本が二ゴロ併殺打に終わり本塁が遠い。 だが打線は4回、先頭・原口が四球、ミエセスは遊飛、豊田がレフトフェンス直撃のツーベースで1死二・三塁に。梅野の遊ゴロ間に原口が絶妙なベースタッチを見せて先制、23イニングぶりの得点となった。 さらに1死一・三塁から木浪がライトへタイムリーツーベース、続く森下がレフトオーバーの2点タイムリーツーベースを飛ばし、4点を先制。 西勇は4回、廣岡を三ゴロ、西川を二ゴロ、紅林を右飛とクリーンナップを3人で退ける。 6回の攻撃で1死から梅野がセンターオーバーのツーベース、木浪が中飛、森下の死球で2死一・二塁から中野は左飛に倒れる。 西勇は6回、先頭・若月にツーベース、来田に一ゴロで1死三塁も西野を左飛、廣岡を二飛に打ち取った。 7回の攻撃で2死から原口がレフトスタンドへ2号ソロを放り込み、5ー0とした。 西勇が7回、西川を投ゴロ、紅林を右飛、宗を中飛と三者凡退に抑える。 西勇は8回は頓宮を遊ゴロ、セデーニョを空振り三振、代打・杉本に左安打、若月に右安打で一・二塁とするが代打・森を遊飛に打ち取った。 西勇は9回、廣岡に左安打、西川を右飛、栗林を右飛、宗も右飛に抑え、114球で6安打無四死球4奪三振の今季初で自身13度目の完封勝利で3勝目を挙げた。