5年後に子どもが巣立つので「ベンツ」を購入したいと考えています。今からどれくらい積み立てておけば「新車」が購入できますか?
高級車として知られるベンツは購入費用と維持費用がかかることから、なかなか購入に踏み切るのが難しい車です。 しかし、子育てが一段落した方のなかには、「一度はいい車に乗ってみたい」と考え購入を検討する方もいるかもしれません。そこで、今回はベンツの購入を想定し、5年間でいくら積み立てが必要かを紹介します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
ベンツのお値段は? 毎月いくら貯金したらいい?
まずはベンツの三つのクラスについてメーカー小売希望価格を紹介します。 ◆A-Classは499万円から ベンツの中でもお求めやすいAクラスのメーカー小売希望価格は498万円からです。 500万円程度のため国産のミニバンと同じぐらいの価格でしょう。500万円を5年間で貯める場合、1年間で100万円の貯金が必要だと考えると、1ヶ月あたり8万円以上の貯蓄が必要です。 ◆C-Classは698万円から 日本国内で人気が高いCクラスになると価格がやや上がり、メーカー小売希望価格は698万円からです。700万円を5年間で貯める場合は1年間で約140万円の貯蓄が必要です。 140万円の場合、1ヶ月あたり11万円以上の貯蓄が必要になることから、なかなか難しい金額といえます。特に、教育費がかかる中で10万円を超える貯蓄はつらいと感じることもあるでしょう。 ◆E-Classは894万円から ベンツの中ではミドルクラスにあたるEクラスだと、メーカー小売希望価格は894万円からです。900万円を5年間で貯める場合、1年間で180万円、1ヶ月あたり15万円以上の貯金が必要です。 また、ベンツのフラッグシップモデルであるSクラスだと、メーカー小売希望価格は1500万円を超え、ベンツといってもクラスによって価格は大きく異なります。 なお、ベンツは維持費も加味する必要があります。ベンツはハイオク車とディーゼル(軽油)車がありますが、ハイオク車の場合はレギュラーガソリンよりもリッターあたり10円程度コストがかかるでしょう。 修理においても部品や修理の価格が国産車と異なるため、万が一に備えてしっかりと貯蓄をしたり、ディーラーでのサポートに加入したりなどの検討もおすすめします。