あぶれてしまった動物たち、坂上パパは向き合い続ける 今は苦し紛れでもいつの日か
こんちわ、坂上です! 実は10日ほど前から、TNRやってます。 あぶれてしまった動物たち、坂上パパは向き合い続ける
野良猫ちゃんたちのたまり場
前回TNRを行った場所は、おかげ様で野良猫ちゃんたちの姿は見なくなったのですが……。 まぁ、ほんとうにキリがないといいますか、野良猫ちゃんたちのたまり場は無数にあるのでね。 ただ、大元は必ずあるんです。 その多くは、自宅で餌やりをしていらっしゃる方のお宅。 大元と言ってしまうとネガティブな印象を与えてしまいますが、ほとんどの方は善意の気持ちから餌を与えていらっしゃるんです。 「誰かがご飯をあげなかったら、あの子たちどうするの?」 「飢え死にさせればいいってこと?」 気持ちは、わたしたちだって同じです。 ただ、それをやってしまっていては繁殖する一方ですので、せめて去勢&避妊手術をした上で地域猫として餌やりをやって頂けませんか? となると、ほとんどの方々が渋い顔をされる。 そりゃあそうですよね。その家に10匹野良猫ちゃんがすみ着いていたとしたら、動物保護活動に理解のある獣医院さんで手術をしても、けっこうな額になってしまいますから。
いつまで保護団体任せ?
なので「さかがみ家」はもちろん、いくばかりか余裕のある団体さんは手術費を負担してTNR活動をしているのが現実。 よくよく考えると、おかしな話なんです。 だってコレって地域としての問題であり、ってことは行政が見て見ぬふりをしていい問題ではないはずですよね。 もちろん各市町村で差はあれど、補助していないわけではないのですが……。 まぁ、追っつくわけがない。 そんなこんなで何十年の月日が流れ、その何十年の間になにがどう進んだのか? 一歩も進んでいないなんて言いません。言いませんが、いつまで保護団体任せにしているのか? あぶれてしまった動物たちに手を差し伸べないのであれば、だったら蛇口を締めてくれよと。 まぁまぁ、やるはずがないですよね。 ただ、ひと筋の光としては……。 やる気のある人、役所の中にもわずかですが増えてきてます。 そりゃあそうでしょ。普通の神経してたら心が痛みますから。 「俺たちって、なんなんだ」と。 「なんのために、俺たちはここにいるんだ」と。