【阪神】才木浩人が交流戦の優秀賞を初受賞 1完封を含む3勝0敗、防御率0・38
日本野球機構(NPB)は19日、「日本生命セ・パ交流戦」の表彰選手を発表し、阪神才木浩人投手(25)がセ・リーグの日本生命優秀選手賞を初受賞した。 【一覧】交流戦・個人成績の上位選手 交流戦では3試合に先発し、2日の敵地ロッテ戦の完封勝利を含む3勝0敗、防御率0・38と圧倒的な成績を残した。 この日、甲子園で練習後に取材に応じた右腕は「選んでもらってありがたいです。チームの連敗を止めたりとか、チームの連勝に乗ったりとかもできたので。チーム的には負け越しているので、いい交流戦だったと言えるのかは分からないですけど、個人的にはちゃんと任されたところでしっかりと仕事ができたかなという感じなので良かったと思います」と喜んだ。 ただ、16日のソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)では7回に近藤に右中間へのソロを被弾しただけに「最後に近藤さんにホームランを打たれるというのは、自分的にはちょっと悔しかったので、ああいうバッターを抑えられるように、今後はやっていきたいかなという感じですね」と気を引き締めた。 MVPは惜しくも逃したが、「来年とかは交流戦で優勝して、そこからMVPに選ばれるように頑張りたいなと思いますし、まだまだ全然レベル的に低いと思っているので、ここからもっといいシーズンにできるように頑張っていきたいです」と力を込めた。 最優秀選手賞は日本ハム水谷瞬外野手(23)が初受賞。パ・リーグの優秀選手賞はソフトバンク近藤健介外野手(30)が受賞した。