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ミスチル所属事務所「4億円裏ガネ疑惑」…「ミスチルのメンバーには謝罪してお許しも受けています」直撃取材で事務所が語っていた《告白と懺悔》

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現代ビジネス

代理人が答えた裏金の真相とは…

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　(以下、「」は谷口氏の代理人弁護士) 　―クラッチを挟んでミスターチルドレンのツアー費用を水増し請求されていたのは事実か。 　「3億円の原資はチケット販売やグッズ販売の利益から出ています。そこに関しては当然、(プロルート事件での捜査で)検察側からも聞かれています。水増しという言葉は使いませんが、検察としてはすべてではないものの、3億円分の原資は本来エンジンの利益になるべきものをクラッチの利益にしていたと見立てています。 　つまりは3億円の原資がチケット販売やグッズ販売の利益から出ていたということです。ただし3億円の問題は解決していて、これから裁判で明らかになっていくことです」 　―解決しているというのは捜査が終わっているということ。 　「捜査は終わっています。当然ですが、プロルート事件の原資となった3億円あまりのお金がどこから出て来たのかというのは検察も捜査します。それが大元を辿ればそういったミスターチルドレンやチケット代金やグッズ代金、つまりはエンジン、クラッチの利益から出ていることは分かるわけです。こちらも当初から検察の調査には全面的に協力してきました。確かに悪かったことだと思ってます」

「お許しも受けています」

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　―チケット代金等がプール金となっていたというのはミスチルのメンバーには話をしている。 　「しています。した上で謝罪もして、お許しも受けています。3億円もしかるべきところに戻すことにしています。それは検察とも話も済んでいます」 　―メンバーの方々に謝罪して許しをもらっている。 　「そうです。それはすでに今回の捜査の中で終わっています。(裏金に関して)検察からの追起訴はありません。お金もしかるべきところに戻すことを約束しています。そこが特別背任や横領には問われないことに決まっています。罪に問われないということが決まっていますから、そこを蒸し返されて報道されると困ってしまう」 　代理人は谷口氏らによる裏金作りは認めた上で、すでに捜査に協力済みであることを釈明。またミスチルのメンバーにも謝罪したとも説明した。しかし、合計100分にも及んだ取材の中で、ファンのチケット購入費用が犯罪の原資に消えたという問いかけには猛反論を繰り返すこととなる。 　つづく後編記事『「お客さんを損させたことはあり得ない」...《ミスチル所属事務所・4億円裏金疑惑》直撃取材で明かされた猛反論と「メンバーへの謝罪の言葉」』では裏金工作についてミスチルの所属事務所が語った言葉、谷口氏が自らの過ちをミスチルメンバーに伝えた様子を詳しくお伝えする。

現代ビジネス編集部

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