中日・マラー投手、ボスラー内野手、育成のマルティネス投手の獲得を発表、マラー「多くの試合に勝ちたい」
中日は20日、カイル・マラー投手(27)、ジェイソン・ボスラー内野手(31)、育成のランディ・マルティネス投手(21)の外国人選手3人を新たに獲得したと発表した。 マラーは今季米大リーグ・アスレチックスでプレーした身長2メートルの長身左腕。150キロを超える速球にスライダー、カーブ、チェンジアップを操る。大リーグ通算では54試合に登板して4勝11敗、防御率5・90で先発経験もある。球団を通じて「中日ドラゴンズのチームの一員になれ、とてもうれしく思います。試合に投げること、そして日本の文化をもっと学ぶの待ちきれません。できるだけ多くの試合に勝てるよう、一生懸命頑張ります」とコメントした。 ボスラーは今季マリナーズ傘下3Aで31本塁打、110打点をマークした左の長距離砲。一塁に加えて三塁、両翼を守れるユーティリティー性も備える。「まず初めに、2025年シーズンをドラゴンズでプレーする、素晴らしい機会を与えてくれた球団に感謝します。チームメイトと会い、熱いドラゴンズファンの前でプレーすることが待ち遠しいです。ファンの皆と触れ合い、名古屋という街を知り、日本の文化に馴染むことを楽しみにしています。このオフシーズン及びキャンプ、オープン戦期間中しっかりと準備します。そしてドラゴンズの優勝に貢献し、名古屋を盛り上げたいです。今からとても楽しみです。応援よろしくお願いします」コメントした。 マルティネスはキューバ出身の左腕で、キューバ国内リーグで20試合に登板して6勝2敗、防御率3・87の成績を残している。「中日ドラゴンズと育成選手契約ができたこと、うれしく思います。日本の高いレベルの野球を学び、練習し、成長してチームの勝利に貢献できるような選手になりたいです」と意気込んだ。
中日スポーツ